せどりの経費の考え方
社会人の方には経費という言葉に馴染みがある方もいるでしょうし、もちろん学生さんだと全く分からない方もいると思います。
どんな方にも分かるように経費というものがどんなもので、せどりにどのように関わるかを解説していきます。
経費って何?
ポイント
経費には、人件費、広告費などが含まれます。また、特定の目的に特化した経費もあり、それらは、研究開発費、販売費などがあります。
経費の全体像
経費は、企業、組織や個人事業主が事業運営やプロジェクトを進めるために必要な費用を指します。
これには、人件費、広告費、交通費、賃借料、電気代などが含まれます。
経費は、会計上、経常経費と資本経費に分類されます。
経常経費は、会計年度中に発生し、収益に直接関係する費用であり、売上-経費
資本経費は、会計年度中に発生し、収益に直接関係しない費用です。
少し難しいことも書きましたが、
簡単に言うと、事業をするために使った費用で下記の式を見ると分かりやすいです。
ココがポイント
売上-経費=利益←ここに税金
せどりの利益を伸ばすためにも経費は必要
一般的には売上が増えれば増えるほど、経費は高くなっていきます。
具体的なイメージ
せどりをやっていくと、どうしても時間が足らなくなる場面が出てきます。もしくは疲れてやりたくない作業など。
そんな時に必要になってくるのが、ツールやバイトなどを雇うなどです。
時間の短縮や作業効率UPして、もっともっと利益を伸ばすことができます。
せどりの確定申告について
注意ポイント
確定申告とは、納税者が自己の財産や収入について、当該年度における税務上の正確な状況を報告することを指します。確定申告は、所得税や住民税などが対象となります。
日本の確定申告は、毎年3月15日までに行わなければならないので、納税者は、それまでに当該年度における財産や収入を記録し、税務申告書を作成し、税務当局に提出することが求められます。
確定申告を行うことで、納税者は、当該年度における税務上の正確な状況を確認し、適正な納税を行うことができます。また、税務当局は、納税者が適正に納税を行っているかどうかを確認するために確定申告を受け付けます。
項目 | 確定申告における注意点 |
---|---|
収入 | 収益に対する税金を適切に申告すること |
損失 | 損失を適切に認識し、損失控除を行うこと |
取引記録 | 取引記録を正確・完全に保管し、税務当局が求められた場合に提出できるようにすること |
海外取引 | 海外取引に対する税金の申告を正確に行うこと |
特別控除 | 特別控除に申告するために必要な書類を準備し、適切に申告すること |
所得控除 | 所得控除に申告するために必要な書類を準備し、適切に申告すること |
源泉徴収 | 源泉徴収に係る申告を正確に行うこと |
税金の支払い | 納税期限を守り、税金を適切に支払うこと |
確定申告においては、収入や損失を正確に記録し、適切に申告することが大切です。また、取引記録を正確・完全に保管し、税務当局が求められた場合に提出できるようにすることも重要です。海外取引に対する税金の申告や特別控除、所得控除に申告するために必要な書類も準備も忘れないようにしましょう。
なお、せどりにおいての確定申告は個人事業主の場合と法人の場合で扱いが異なるため、詳細については税務署などに問い合わせることをお勧めします。また、税金に関する法律は時々変更されるため、最新の情報を確認することをお勧めします。
確定申告が必要な人
ポイント
多分、合計所得金額って何?となってる人いますよね。
私も昔同じ疑問を持ちました。
詳しくは別のページで解説します。
一旦、ここではすご~く単純にするために売上から経費を引いて残った利益だと思って下さい。
ポイント
初めて聞く人にとっては雑所得や一時所得もややこしいと思うので、ある一定以上の利益がある人と思って下さい。
確定申告が必要ない人
ポイント
売上から経費を引いて残った利益が48万円を超えていなければ、確定申告の必要は必要ありません。
ポイント
サラリーマンの方は、会社で年末調整を経験されていると思いますが、年末調整が確定申告と同じ役割を持っているので、給与収入だけの場合は確定申告は必要ありません。
税金を多く払わないための確定申告の知識
メモ
日本において、税務調査は、税務当局が納税者が適正に納税を行っているかどうかを確認するために行う活動です。税務調査は、税務当局によって予告なしに実施されることもありますが、通常は予告があります。
税務調査においては、納税者が記録している書類や資料を提出することが求められ、税務当局はそれらを調査します。税務調査の結果、納税者が適正に納税を行っていないと判断される場合は、追徴課税が行われます。
追徴課税は、納税者が支払うべき税額を調整するために行われるもので、追徴課税金額は納税者が支払うべき税額と調整後の税額の差額になります。
ミスをせずちゃんと書類を用意して、確定申告をすれば問題になることはないので安心して下さい。
せどりで経費になる代表例とは?
ここからは実際によく使われるであろう経費を紹介します。
ポイント
家賃
家賃を経費として控除することはできますが、それには条件があります。
ポイント
家事按分とは事業に使っている割合分の家賃を経費として考えるというものです。
メモ
通信費
通信費は下記にあげるものが経費として控除することができます。
ポイント
- 電話代、インターネット使用料、携帯電話代などが含まれます。
- 事業に必要な通信手段を利用していることが必要です。
水道光熱費
せどりであれば、事務所に使ってる水道光熱費が該当します。
ポイント
販売手数料
せどりにおいて販売手数料は、以下の点に注意することが必要です。
ポイント
- 販売手数料は、仕入れ代や経費と同様に、販売所得から差し引くことができる費用であるため、正確に計上することが重要です。
- 販売手数料を計上する際には、販売プラットフォームから取得した領収書や明細書などを残しておきましょう。
振込手数料
せどりにおいて振込手数料は、以下の点に注意することが必要です。
ポイント
- 振込手数料は、販売所得から差し引くことができる費用であるため、正確に計上することが重要です。
- 振込手数料を計上する際には、振込先の銀行や金融機関から取得した領収書や明細書などを残しておきましょう。
仕入れ代
見落としがちな問題があるので、先に書いておきます。
ココに注意
仕入れは年またぎの棚卸があるので、すべてを経費計上はできない。
せどりにおいて仕入れ代は、以下の点に注意することが必要です。
ポイント
- 仕入れ代は、販売所得から差し引くことができる費用であるため、正確に計上することが重要です。
- 仕入れ代を計上する際には、商品の詳細な情報を記録し、仕入れ先から取得した納品書や請求書などを残しておきましょう。
交通費
せどりにおいて交通費は、以下の点に注意することが必要です。
ポイント
・領収書などは無くさないようにしましょう。
資材梱包費
せどりにおいて資材梱包費とは、お客様に発送する商品を入れるダンボールをイメージしてもらうと分かりやすいです。他にも商品を包む時に使う時のプチプチなどです。
ポイント
・ある程度発送する量があるならば、資材梱包の材料は一度に大量買って、経費を抑えれるようにしましょう。
せどりで使う経費としてオススメするもの
せどりで使う経費としてオススメなのはこちらです!
ポイント
・確定申告系ツール
・仕事環境の経費
せどりで使えるリサーチツールには様々なものがありますので、自分に合ったものを見つけて使って下さい。そして、せどりのリサーチを効率的に行いましょう。
その際は以下のことに注意するといいです。
メモ
・価格などの欲しいデータを収集できること
せどりで使える確定申告のツールは、3つほど代表的なものがあります。
ポイント
・Freee
・Money Forward
確定申告のツールの選び方は以下の通りです。
単純な答えになりますが、長期間使うことになると思うので重要なポイントです。
メモ
今回説明したせどりで使えるツールに関しては別ページで詳しく解説予定です。
仕事環境の経費に関しては、あなたにとって作業効率が上がるものは何でも取り入れて下さい。
私が必要だと思うものを上げておきます。
ポイント
・プリンター(スキャナー機能もあるべき)
・机とイス(ゲーミングチェアなど)
・冷暖房設備
上記で上げたポイントの機器は、別ページで詳しく解説予定です。
動きながら必要だと感じたもの何でもすぐに取り入れて下さい。
まとめ
せどりの経費と聞いて、初心者の方は分からないことだらけだとは思いますが、少しずつやっていく内に分かっていきます。
そして、利益を上げ・増やすには経費が出てくるのは仕方がないことですし、理解が深まれば、あなたの利益も増えていくでしょう。
必要のない経費は減らし、必要な経費は増やす!
これを合言葉にどんどん経費について詳しくなって下さい。