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せどりと転売の違いとは|違法性はある?実際にあったケースも紹介

せどりと転売の違いとは|違法性はある?実際にあったケースも紹介

せどりと転売はよく聞く単語ですが、それぞれの意味合いに違いはあるのでしょうか?

また世間ではあまり良いイメージを抱かれない「転売」、「転売ヤー」などは法律の観点からは違法性があるのかなども気になるところです。

この記事ではそのような疑問点を解決するため、詳しく解説しています。

この記事でわかること3つ

  • せどりと転売の違いについてわかる
  • せどりと転売の違法性があるのかについて分かる
  • 実際にせどりを取り組むにあたって知っておくことや必要なものが分かる

せどりと転売の違いとは

「せどり」と「転売」は、商品を仕入れて、販売することを目的としたビジネスのスタイルという意味では同じです。

ただ「せどり」は、値下がりした商品や処分品などを購入して、普段よりも安く購入できるところから探し出して販売することを指します。このような商品を探し出すためには、リサーチ力や商品知識、商品買い付けのネットワークなどが必要です。

一方、「転売」は、一般的には大量に仕入れた商品を高く販売することを目的としたビジネスのことを指します。このようなビジネスを行うためには、仕入れ先の確保や高品質な商品の選定、マーケティング力などが必要です。

せどり・転売でもその形は様々

せどり・転売の違いについて解説しましたが、次はその手法について解説していきます。

電脳せどり(転売)

「電脳せどり」は、自宅やオフィスなどでインターネットを利用して、安く仕入れた商品を高く販売することを目的としたビジネスのことを指します。

電脳せどりには以下のような特徴とメリットがあります。

  • リアルタイムの情報収集が可能
  • 場所や時間を問わず利用ができる
  • 大量のデータを短時間で分析できる
  • 販売先の選定がより確実になる
  • 商品の価格や在庫情報の把握がより確実になる
  • 商品の仕入れがよりスムーズになる

店舗せどり(転売)

店舗せどりとは、実際の店舗やフリーマーケットなどで商品を購入して、それをオンラインで販売することを指します。

店舗せどりの特徴とメリットは次のようなものが挙げられます。

  • 実際に商品を見て購入することができるため、商品の品質をよく確認することができる
  • 直接販売元との交流が可能なため、場合によっては交渉が可能
  • オンラインショップよりも安い商品を購入することも可能
  • 電脳せどりよりもライバルが少ない

無在庫せどり(転売)

無在庫転売とは、商品を仕入れずに、自分のWebサイトやECモールなどで商品を出品し、先に購入した顧客からの注文を受けて他のストアやメーカーなどから商品を仕入れ、顧客に発送するビジネスのことを指します。

無在庫せどりの特徴とメリットは次のようなものが挙げられます。

  • 在庫管理が不要なため、費用の削減ができる
  • 商品がなくても、オンラインでの販売が可能
  • 出荷も仕入れ元が行ってくれる場合が多い
  • 商品の仕入れ先を自由に選ぶことができる
  • 販売場所を限定することなく、世界中に商品を販売することができる

せどり・転売は違法なの?

せどりや転売自体は違法ではありませんが、特定の条件下では違法な行為になることもあります。

例えば、偽の情報を提供して商品を売買するような場合や、商標権などの知的財産権を侵害する行為などがあります。

また、商品を正当な手段で仕入れ、正確な情報を提供して販売することが重要です。

転売で違法となったケース

実際に転売で違法となったケースを見てみましょう。

  • 古物営業法違反、医療機器や薬剤などの免許が必要なものの販売をして違法となってしまうケース
  • 偽ブランドの販売
  • 確定申告をしない
  • 興行チケットの高額転売
  • 販売権を持たない商品の販売

私が知っている範囲では、実際に刑事事件として取り上げられていたのは販売権を持たない商品を販売して知的財産権の侵害をしていたもの。

商品ページを自動で作成するツールを使っていたら輸血パックを出品してしまい警察に調査されていた方などがいました。

物販を取り組む上でも

都道府県の迷惑防止条例

迷惑行為防止条例には、例えば電話や郵便物による迷惑行為、営業行為による迷惑行為などが含まれます。これらの行為が無断で行われたり、悪質な内容が含まれていたりする場合には、迷惑防止条例違反となり、法的責任を負うことがあります。

またほとんどの都道府県で転売する目的で購入した「乗車券」や「興行チケット」を公共の場で販売することを禁止しています。「ダフ屋」などと呼ばれていますが、都道府県ごとの迷惑防止条例を知っておくことは大切です。

別の法律では、2020年東京オリンピック等におけるチケット等の転売防止を目的に定められた「チケット不正転売禁止法」もあるのでチケットの転売は絶対にやめましょう。

利用するプラットフォームのガイドラインには従う

AmazonやメルカリなどECモールなどで仕入れたものを販売すると思うが
プラットフォームのガイドラインに従わなくては強制退店となってしまうこともあるので、出店をしたら絶対に読み込んでおくことが大切です。

中には一人一つの出店しかできないECモールもあるので、潰してしまわないためにも重点的なチェックが必要ですね。

せどり・転売を始めるためにすること

せどり・転売についてのリスクを理解した上でここからは、実際にせどりを始めるために何をするべきかについて解説していきましょう。

古物商を取得する

古物商許可証を取得するには、以下のような手順を踏む必要があります。

  1. 手順書

    • 古物商許可証の申請書を請求する: 古物商許可証を取得するための申請書を請求します。申請書は通常、警察署から発行できます。
    • 必要書類の準備: 古物商許可証の申請に必要な書類を準備します。これには、パスポート、住所証明書、経営計画書などが含まれます。
    • 申請する: 準備ができたら、古物商許可証の申請書と必要書類を提出します。
    • 審査: 古物商許可証の申請が審査されます。審査には数週間から数ヶ月かかる場合があります。
    • 許可証の発行: 申請が承認された場合、古物商許可証が発行されます。

これらは一般的な手順ですが、地域や国によって異なる場合があります。詳細については、地域の警察署に確認することをおすすめします。

有在庫の場合は仕入れに必要な資金を調達する

有在庫(実際に商品を仕入れてから販売する方法)で仕入れをする場合はある程度の元手が必要になります。

クレジットカードは翌月支払い、または翌々月支払いの場合が多いので後でしっかり現金が手元に残るということであればクレジットカードで仕入れる方法もありです。

ただ確実なものもありませんので、最初は手持ちのお金でやりくりをするか融資を引っ張るかのどちらかがおすすめです。

マナーを守る

実際にコロナウィルスが始まった2019年ごろにマスクの転売がネット上で流行り、ニュースにもなっていました。

生活必需品やトレンド商品の買い占めなど迷惑がかかることは決してしてはいけませんね。ルールやマナーを守ってビジネスをすることは当たり前だと私自身考えます。

物販で月利100万以上達成も夢じゃない

物販はビジネスを理解する上で初心者にはかなりおすすめです。いきなり大きく稼ぐということは無理でも以下のような経済の仕組みを理解することができます。

得られるスキル

1.マーケティングスキル: 販売する製品の需要調査、宣伝、プロモーション、商品の魅力的な説明など。

2.販売スキル: 顧客とのコミュニケーション、顧客のニーズや望ましい特徴を理解して、製品の適切な選択、販売のテクニックなど。

3.経営スキル: 収益管理、製品在庫管理、コスト削減、人材管理など。

4.ITスキル: オンラインストアの運営、支払いシステム、配送システム、データ分析など。

5.カスタマーサービススキル: 顧客サポート、顧客の質問や投訴に対応することなど。

これらのスキルは、今後のビジネスやキャリアに役立つ場面が多いです。

初心者にオススメな商材/ジャンルは何か

初心者におすすめなジャンルは以下のようなものでしょうか。

  1. スマートフォン周辺機器やアクセサリー
  2. 美容や健康関連商品
  3. ファッション小物やアクセサリー
  4. キッチン用品や家電製品
  5. 家具やインテリアアイテム
  6. ゲームやホビーグッズ
  7. スポーツグッズやフィットネス関連商品
  8. 子供向け玩具

特に美容機器や家電製品などの型番がついているものは市場価格も調べやすいので特におすすめです。

最初は新品よりも中古品の方が価格差を取りやすいので、仕入れ先と販売先を決めて低単価から10,000円程度のものから始めて慣れていくといいでしょう。

まとめ

ここまでせどり・転売の違いや違法性についてと取り組み方について解説してきました。

やや覚えないといけないことも出てきているかもしれませんが、誠実にビジネスをする上では必要な知識ですので参考になれば嬉しいです。

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